―今だからこそ―

昨日、春の嵐の中、春の昇段審査が無事終了。

年3回のうちの1回が終わり1件落着♪

地方審査(初段〜五段、春・夏は参段まで)の

主催に直接かかわるようになって、もう10年

が経ち、ベテランの域に達し、今は、若手に

指導する立場となった事を、昨日はひしひしと

実感しました。

審査の仕事は、事務局の仕事の一部にすぎませんが

私が五段を受けた13年前は、ダーリンがしていた

仕事を私が今継ぎ、我が子と同年齢の若手に教え

継いでるところです。

審査員の採点表を集計したり、合否の発表まで

いろいろと書類の集計等、当日中に終わらさねば

ならず、スピードと正確さが求められます。

私には、いろいろと聞きやすい所があるのか直接

ダーリンに聞くのが怖いのかたくさん質問を受け

ましたが、質問されることで改革しなきゃならない

面も浮上してきて勉強させられました。

亡き師範から継いだ時は、目の前の仕事をこなす事で

精一杯でしたが、今度は自分達が後輩を育てる時期に

来てみて、人選をするにあたって苦労はしてますが

捜せばいるのです、逸材が!!

やっぱり任せるべき人材に任せなくちゃ!でそれを

全うしてこそ私達の仕事も終わると思ってます。

見渡せば、ただ、幸運なだけで人の上に立ち

偉そうにしている人の多いことか・・・・・

人のお世話をする事で、いろんな人達の本当の真の

姿を見たりして人間としての勉強をさせて貰った

ようで有難く思います。

人生に無駄な事はないとよく言われますが、全く

その通りで、悔しい思い、悲しい思いもして来た

けれど、振り返ってみたら、自分を褒めてあげたい

くらいの満足感があります。

今だからこそ、感じられるものなのかもしれません。

歳とるのも悪くないなと最近思えるようになりました。

まだまだ至難の道ですが、先人の苦労が無にならぬ様

しっかり頑張りたいです。(^o^)丿

大村桜〜♪