ガラス化木材???

”ひらめき”とは全ての出発点なのですね。

『建築物の長寿命化・無害化を成し遂げたい。』

という発想から、ガラス塗料を独自技術で開発

された塩田さん(岐阜 日興)に感銘しました。

木材の手触りなど風合いを残したまま

液体ガラスを浸透させる技術!!

最初は、問題にして貰えなかったとか。

10年の歳月をかけて成功されたらしい。

「1回煮込む」

「木のおでんを作っている様なもの」

木材を加熱すると膨張し空気を放出

その後 冷ましてやると収縮し液体ガラス

が浸透顕微鏡で見ると水の通り道である

導管の中までガラスが浸透しているのが

良く分かる

この方法をおでんにヒントを得たという

「妻がおでん作っているので”食べるよ”

と言ったら」

「"食べてみてくださいおいしくない

から”と」

「”3時間後にはおいしくなります”

おーなるほど!と」

ココに技ありおでんに染み込ませるように

加熱後に冷ます事で液体ガラスを

隙間なく浸透させ耐久性を高めた

ガラス化木材は燃えない痛まない

木材としてベンチや橋の欄干など

屋外施設で活躍している

「木が腐らない白アリに食われないと

なると使い道はすごくある」

「国産材を活用して雇用促進・地場

産業育成など」

「大いに活用して欲しい」

最期におっしゃったことがスゴイ!!

「不特定多数の人に未来栄劫の為何かを

したい。自分の為ではない。いずれ自分は

死んでしまうのだから・・・・・。」と

厳島神社等の施工にかかわられています。

日本の歴史的建築物の救世主であられますね。

惜しみない拍手を送りたいです。

我家より長崎港を望む♪新世界三大夜景に選ばれたとか!!
夜景に挑戦せねば♪