精霊流し

さだまさしさんの歌で一気に有名に・・・・・。

最近は、船の数もだいぶ少なくなったようですが、私が子供の頃は

耳栓なしでは外に出られないくらい爆竹が鳴り響き怖い位でしたが

それでも趣向を凝らした精霊船を見たくて県庁前のメインストリート

まで出かけて船を見送ってました。騒々しく賑やかですが、

何か物悲しい行事だと子供心にもキューン!ときてました。

実家が船の通り道でもあって、船が全部通った後の掃除が大変だったの

が妙に脳裏に焼きついていて父が不機嫌になって、「自分の時は、絶対

作らんでくれ!!」と言っていた為、実父の時は、子供達だけでかわいい

精霊船を作って流しに行きました。

義父の時は、ちょうど私は産後(三男)だったのでパスで、何もしなくて

良かったのですが、主人の祖母の時は、周りから作らざるを得ない状況

にもっていかれ、同じ町内にいる姑の妹夫婦達の横やりにあいながら、

何せ船を作っている間の昼食まで面倒みなきゃならず、こんなにわずら

わしく振り回される行事なんて思っていなかったので閉口しました。

華やかさの影の部分に身を置いてみて、暇な人がするものだと痛感。

船を流し終って、担ぎ手達が帰ってきて、風呂を浴びさせ、酒を飲ま

せ、酔っ払って泊まって行く者もあり、私は、午前3時過ぎに就寝。

「二度と、作らないで!!」って叫んでました。

裏方は、きついばかりでした。(_ _ ;)