不得手なのに仕事(^_^;)
刺繍や編み物は、昔から好きでしたけれど
裁縫とかミシン掛けは嫌いでした。
要するに、芸術的要素があればやる気が起こって
いたわけです。
何故か結婚前に母から花嫁修業のつもりか洋裁学校へ
行ってみたら♪と薦められ近所の学校へ行きました。
針を持つのを面倒くさがる私を見ての事だったのでしょう。
半年ほど通い、それなりに針仕事にも違和感を感じなくは
なり、洋裁を楽しむ事は出来るようなりました。
現在の職種が工業用ミシンで天幕・幌・カバー類を製作する
ので、あの時、洋裁学校行ったのは間違ってなかったと
確信はしていますし、ミシンでダ〜ッ!出来る範囲はOK♪
なのです。
ところが先日、お得意さん先の社員二人が、今年のおくんちの
根曳き(船の担ぎ手)で出るらしく、地下足袋の脛当ての改良を
頼んで来たのです。ダーリンが電話で聞いてた内容と全く違っていて
なんと手縫いで小鉤(こはぜ)とそれを引っ掛ける紐を取り付けない
といけなかったのです。
「え〜〜っ!ウソ〜〜!!苦手〜!いや〜!!」と言いながら
今日ある人数揃い(にぞろい)に間に合うよう作らなくちゃなら
なくて本業の仕事は後回しにして一日かかってダーリンと二人で
仕上げた有様です。無事、間に合い、本人達も試着して納得して
くれました。やれやれです。(^。^)
しかし手間暇かかったけれど高く請求出来ないからがっかりです。(-"-)