試合後のケア?

昨日は、大村の菖蒲祭りの一環で恒例となっている

少年剣道大会(九州大会)に参加しました。

毎年、全日本選手権予選大会と重なる為、ダーリンは

そちらの審判なので、師範代の私が、父兄と子供達を

引率して参加しています。

我が子が参加していた頃は、上位争いの常連でしたが

最近は、1回戦でも勝てばいいかな位の位置にいます。

今年のチームは、高学年(5,6年生)が二人しかいなく

しかも6年生は在籍者がいずに最上級生は5年生です。

低学年(3,4年生)も3年生2人と4年生1人です。

先鋒・次鋒は低学年、中堅・副将・大将は高学年と

指定して来てますので、4年生の選手は、高学年の

中堅で出てますから、相手は身体も大きいし凌ぐ

だけでも精一杯のあり様でした。

子供達にとって試合は、楽しみでもあり、不安も

一杯で、勝てば嬉しいし負ければ悔しいし、内容次第

では、落ち込んだり自信喪失になったりもします。

昨日の1回戦の相手は、福岡の強いチームでした。

私の不安は的中しました。なんと5(10)−0で

惨敗しました。もちろん、子供達は、自分なりに必死で

試合に挑みましたし、結果は仕方のない事でした。

あまりの見事な負けっぷりに笑うしかありませんでした。

終わって、泣きじゃくる子供もいます。

こういう経験も大事な事です。1本さえとる事が出来な

かった惨めさは経験したものでなきゃ解りません。

それだけ力の差が半端じゃなかった訳ですから。

「皆、頑張ったね。1回戦の相手じゃなかったね。」と

慰めるしかなくて子供達の頭をなでている所に

「あの〜練習試合をして貰えませんか?」と、やはり

早々に負けてしまったチームから申し込みがありました。

「子供達がしたいといったらいいですけど・・・」と

とりあえず返事をして、子供達に聞いたら、やっぱり

このままで終わりたくなかったのでしょう。

「する!」というので、練習場になっていたサブ体育館で

気を取り直して、練習試合に挑みました。

西彼のチームと佐賀のチームと2回対戦し2勝しました。

子供達の表情にも明るさが戻り、また、頑張ろうね♪と

相手チームの方々とも励まし合って終わる事が出来て

練習試合を通して、子供達にもわたしから褒め言葉とか

アドバイスをする事が出来て本当に実のある指導が出来

て爽やかな一日となりました。

練習試合を申込んでくれた西彼の指導者の方に感謝です。

子供達の心のケアも出来て、試合経験も出来ていうこと

なかったですね。(^・^)