方言がブーム?
先日、都会の女子大生を中心に方言ブームが起きてると
報道があっていました。
”かわいい””あったかい感じ””やさしい”と
好評だとか〜♪ 嬉しいですね〜♪
大学進学で京都入りした頃を思い出しました。
長崎で産まれ育ち、長崎弁オンリーで18年生活して
いきなり寮生活で、全国各地から集まった人達と生活
ですから、普段のおしゃべりにも舌を噛んでばかりでした。
同室になった名古屋の子からは、
「え〜っ、長崎から?ホントに長崎ってあるんだ!」なんて
叫ばれ、唖然としてしまいました。
山口出身の先輩と、彼女と、新潟県出身の子と4人部屋でした。
寮では、標準語とも違う(寮言葉というとか?)感じでした。
講義中は、近辺からの電車通学組が多い為、関西弁が飛び交って
いましたから、またまた大変でしたね。
方言よりアクセントに戸惑いました。関西弁は、早口だし
スピードについて行けませんでした。
大津出身の子が名前順で近くて、席が隣で気さくな子だった
ので、よく話しかけてくれてましたが、アクセントが
独特で、聞き取りに慣れるまで一苦労でした。
一番印象に残っているのが、化学の実験中、取り込んでいる最中に
「これ、ほかしていいん?」と言われた時、全く意味が解らず、
相手は「ねぇ、ねぇ、ほかしていいん?」としか言わないから、
ブチ切れそうになった事です。今では笑い話ですが・・・(^◇^)
そのうち、慣れてしまい楽しい学生生活でしたが、初帰省の時、
今度は長崎で長崎弁が出ずに、舌噛んで苦笑いでした。
その後は、京都では関西弁、長崎では長崎弁と使い分けれるように
なりました。
その土地ならではの方言、大切にしたいですね。