山崎豊子さんを偲ぶ
彼女の著書を読みたい読みたいと思っていた所に
長編を一気に読んだ次第ですが、なんと、我が学び舎(大学)
の大々先輩であられる事を知り、またまた驚くと共に
ものすごい親近感を抱き感動しました。
この二編は事実に基づき、著者が入念なる取材の末書かれた
ものであり、「大地の子」は、中国に3年間も住み込んでの
大作であり、新聞記者を経て作家になられた手腕の逞しさに
敬服します。
また、この作品の取材を契機に、孤児の子供達の就学を支援
残留孤児に深い関心を寄せられ支援を続けてこられました。
年1回の同総会便りが届き、その中の記事で、彼女が遭遇した
苛酷なバッシングをバネに作家活動を巻き返された事を知り
ました。
きっと、社会の黒い部分の膿を出すべき作家としての運命を
背負われていたように思います。
彼女が社会に投げかけた波紋が、永遠に波打つ事を願って
彼女のご冥福をお祈りいたします。
合掌
春陽を浴びていっせいにスノーフレークが満開♪
チューリップも仲間に〜(#^.^#)