店の無いレストラン

ある元フレンチ料理人の方が、出前レストランを

経営なさっている様子をテレビで知りました。

『フランス料理は芸術』に違和感を感じ始め、自分なり

の模索で行きついたのが、沖縄の自然の素材だった。

今では、食されていない、つまり市場に出回らない野菜

とかを自分の足で調達し創作料理をされています。

素材の魅力を引き出す料理法で斬新さが光ります。

島だいこんは、5時間かけて焼く事で、独特の甘味が

出るとかで、食した子供も「この大根美味しい♪」と

感想を述べる姿が印象的でした。

食に関して不安な今日において、真っ向から、独自の

行動力で一人で奮闘されている姿が、本物の料理人を

示してくれていて頼もしく嬉しくなりました。

沖縄県内だけでなく、他県にも出張することを決意され

まず、長崎に来たと言っていました。

偶然にも私達が隠れ家のように慕っているフレンチレストラン

にて料理をされた様子が映し出されて、是非、私も御馳走に

なりたいと思いました。