両天秤

先日曜日は、少年大会が開催されました。

我が少年道場も小・中学生と参加しましたが

中学生の一人が早い段階で出場不可。

当日になって、もう一人が怪我の為欠場。

なんと3人で試合をしなくちゃならなくなり

つまり、勝つ為には、全員が勝たねばならず

もう、する前からお先真っ暗でした。

余程の力の差がない限り、勝てるわけありません。

早期辞退の選手は、塾の試験があるからとの理由。

入試試験じゃないのに、試合と天秤にかけて試験を

選んだわけです。

結果的には、その選手が出てても出なくても結果は

同じだったかもしれませんが、その選択には

後味が悪過ぎます。

ぎりぎりいっぱいしかいない中学生だから全員が選手

になっています。皆と一丸になって頑張ろうと言う気持が

何故持てないのか不思議ですね。

剣道の試合にでさえ、燃えない者が他の事で燃えるわけが

ないと思います。

気力と言うものは全ての面で共通していると思いますね。

意欲のある人は、全ての面で意欲を持って、生き生きと

輝くものです。

時代が変わったと言えばそれまでですが、寂しい限りです。

怪我を隠してでも試合に挑んでいた頃が懐かしいです。

もちろん、無理はさせられませんし、強制もしません。

ただ、気持の上で、子供達全体がひ弱になって来ているのが

たまらなく残念で情けないです。(p_-)


裏庭の金木犀が満開でいい香りが〜♪
いつしか巨木になっています。