気持の変化

我が家は、自営業で、ダーリンの父親の跡を

継いでいるわけですが、親の代は、高度成長の

波に乗り、もちろん、義父の並々ならぬ努力と

義母の内助の功により一代を築き、ダーリンも

大学のゼミの教授の薦めで跡を継いだ訳です。

商売は、良い時ばかりでもないし、時代に

翻弄されながらもどうにか今も続けています。

会社にして他の仕事も並行してやってますが

息子に継げ!と言うのはずっとためらいがあり

自分達の代まででいいや!と思っていました。

しかし、材料を仕入れて製作製造するわけで

体力仕事なので、私達二人では限界が・・・

仕事場に重い反物をゴロンと転がしたまま

では、仕事もはかどらないし、立てて置くの

ですがそれも重労働!

「ああ、腰が痛い、首が痛い。」と言いながら

「やっぱり、若い力がいるね。」で、長崎に

いる唯一の四男に白羽の矢が♪

彼も27歳になり、だいぶ落ち着き、その気に

なっているようです。早く雇ってくれと

今日も寄りました。給料を捻出しなきゃいけない

ので、もうちょっと待ってくれと言ってますが

早いにこしたことはないし仕事もたくさん覚えて

もらわなくちゃで、頼もしく思えてきています。

末っ子で、いつまでも子供みたいな気もしますが

福祉学部を卒業し介護職も経験し、今、造船関係

の会社に勤めていて熔接の資格も取り、熔接中心

の仕事をしていますが、自分のやりたい事も沢山

あるみたいで、是非、頑張ってもらいたいですね。

もちろん、道場も継いで貰わねばと言ったら、

それも含めてやる気になってるので、

気の変わらぬうちに〜♪

剣道の素質も並はずれてあるので楽しみ〜♪

思い起こせば、義父が亡くなったのは、私達が

結婚して3年目、長男が2歳、次男が生後4カ月

の時でした。まだ55歳と言う若さで急逝し、

ダーリンも29歳でした。

私もものすごく心細かった事を思い出します。

それでも全てを切り盛りするまでに成長した

ダーリンを見てますので、きっと息子も今から

まだまだ成長してくれると信じてます。

ケ・セラ・セラで生きて来た私ですが、堅実な

ダーリンと太っ腹の私の子だから・・・・・

この若木の桜のように、まだまだ今からです〜♪