♡親の願い♡

少年道場を任されてから20数年が過ぎようと

しています。

思えば、四半世紀近く、夫婦で多くの子供達を

見守って来たんだなぁと感慨無量です。

教え子たちは、皆、我が子と同様です。

共に悩み、時として、親に言えない相談に

乗ったりと剣道以外の面でもかかわって

来ました。

剣道はメンタル面の影響が大なので、もちろん

避けて通れない事も多く、剣を交えると背景も

見えてくるので、指導者は千里眼にならざるを

えません。

私達も先生方に私生活の面まで見透かされてると

ドキッ!としたものです。先生には、真摯な心と

態度で対峙せざる得ない関係でした。

今は、自分達が先生の立場に立っていますが

最近は、小子化のせいもあり、親が過保護(- -;)

よって子供達も幼稚化してます。

今の高学年は、従来の中学年(3,4年生)レベル。

それでもそういう世の中なんだ、子供だけが  

悪い理由でないんだという事を前提で指導しな

ければなりません。でも、このセリフって・・・

ず〜っと今まで言い続けられて来ているのでは

と思います。

文明が進むにつれ自分自身で考える力が育たない

知恵を絞れないひ弱な人間になってきている傾向

なのでしょうか?

いろいろ言いながらも長い目で飴と鞭を使い分け

ながら今日まで来ています。

道場では、新年になると今年の抱負・目標を作文

に書かせて提出させます。情けない事に自分の

気持ち目標をきちんと書ける子供が少ないし、

何を言いたいのかも伝えきれないままの子供も

多いです。

不思議とまだ就学前の年長さんの方が、主旨を

きちんと示せていて感心したりします。

コミュニケーションの不足とか心ここにあらず

みたいな子供が多く頼りないですね。

自己主張がきちんと出来る子供に育てたいですね。

全ての親御さんの願いは同じだと思います。

きちんと自立できる人間に育て上げる事ですよね。

道場では、喘息持ちとかアレルギーの子供達が

身体を鍛えたいと入門してくる傾向が多いのです

が、4,5年経って少し逞しくなって来て、今から

本番と言う時に、やれ、塾だのすっぺたのと剣道

から遠ざかるケースがあり、何故、両立させよう

と出来ない親が多いのか理解できません。

まず、身体あっての事ですから週3回の稽古に励む

よう続けさせて勉強もさせろと言いたい。

ちなみに我が息子達は塾などやらず私が見て

あげてたし、剣道も毎日(兄弟道場にも通っていた)

させてましたね。親の気休めです、塾なんて!!

机上の勉強は自分のやり方で出来るんですよね。

とか言いながら、自分も一時期塾?経営をして

いたので時代の流れですかね。(;一_一)

長崎名物?!桃カステラで〜す♡