師匠と弟子

来月の昇段審査の受付が始まりました。

自営のかたわらやってるので大変!!

申込書・受審料・学科レポートを揃えて

申込みを受け付けるのですが、

我協会主催の審査なので、他協会の

方は、別に事務手数料とか要りますし

前段を他県で受けた人は長崎県連盟にも

加入せねばならぬで県連の入会金も

要るので個別に金額を確認するのです。

毎年、年度初めにその年度の実施要項

試験問題を各道場(33道場)並びに他市

の協会(18支部)に送るのですが、紛失

したり代表者が変わり引継ぎがうまく

いってなかったりと・・・・・

一生懸命そつなくやってても苦労が

水の泡となる事が多々あります。

事務上の事は、受付に間に合いさえす

れば良いことなのですが、今は、

実力が伴ってないのに期限が来たから

と受審するものが多いのです。

もちろん、稽古してれば上を目指す志

持って当然ですし素晴らしいことです。

が、剣道のみならず、柔道など武道や

茶道・華道、道がつく修行を含む物は

師匠がいて教えを請うもので、師の

「そろそろ、昇段審査受けてみないか?」

との言葉を受けて挑戦すべきではないか

と思うのです。

民主的という言葉の誤解釈もいい所で

猫も杓子も・・・・・な感じです。

ある人物が、師に仰ぎもせず、昇段の

手続きに来たのです。その師の所にも

ちゃんと書類送付しているので家まで

来なくても書類は揃うのですが、直接

来たのです。実技だけでなく剣道形の

審査もあるのに・・・・・剣道形は師

に見てもらわないときちんと出来ません。

どうするつもりなのか・・・???

不合格が目に見えます。

修行の先に昇段という目的があるので

あって昇段してなお修行を積むのが

”道”なのです。

いい大人がこうなんだから

情けないやら歯痒いやらで・・・・・。

いろいろありますが、間違いのない様

事務業にいそしまなくちゃ〜〜!!!

おくんちの傘鉾(かさぼこ)で〜す♪