心眼力

最近、サッカー・ラグビー人気で

武道の方は、すっかり敬遠され気味で

道場も入門者激減の一途を辿ってますが

なんと、この春〜夏に、7人もの新入生!!

レディネスと言って学習を始めるに当たって

学習が効果的に行われる為の内的準備状態

成熟状態が必要ですが、5歳くらいだと

個人差はありますが、十二分OK!!です。

5歳(年長)が3人いるのですが、

ホント宝庫です。

小さい子程、伸びるのが早いのです。

頭より身体で覚えるからでしょうね。

まず、身体を動かす事の大事さです。

理屈よりまず身体で覚える事です。

また、兄妹が稽古に付いて来てるのですが

3歳が2人、そのうちの1人が、気が向けば

遊び半分、兄姉の真似をして稽古に乱入♪

師範である主人も相好を崩し、仲間に入れて

指導してます。まさしく”未来の星”です。

子供達の指導には根気が要ります。

単調になりがちな種目でもある為、

試合をさせたり、素振り競争させたり

道場外でも素振りを激励して、

本数のグラフを壁にはり

定期的に敢闘賞をあげたりしてます。

何十年も剣道をやってると剣先交えただけで

相手の心が読めます。

だから、私達は上の先生にかかる時も、

心を綺麗に素直な気持ちで対峙します。

もちろん、子供達ともです。

ずっと指導し続けてきている主人は、特に

子供達の本性とかも見抜き、将来まで

ピタリと当てるので怖くなる時さえあります。

それ程、子供達を愛して指導してるんだと

思うと頭が下がります。

大人と子供と言っても

人間同士の付き合いです。

卒館していった子供達が、訪ねてきてくれて

私達の期待通りの大人になっているのを見る

に付け胸が熱くなり少年指導に携わってきた

喜びを感じます。

これからも、道は険しいですが、一人でも多く

立派な人間を育てていけるよう自分の修行も

少年指導も頑張りたいです。