笑えるうちが花♪

 ばっちゃまの介護も7年目に入ります。

 幸い認知症と気づくのが早かった方なので

 デイサービスに通ったり、心療内科の薬を処方してもらったり

 周りのご支援でどうにか急降下せず緩い波に乗ってる感じです。

 なかなか最初は、息子である主人が認めたがらず

 普通の年寄りの物忘れだと思いたかったようですが、義妹の訴えに

 さすがに観念した模様でした。

 身体が悪い義父に代わりテキパキと仕事して頼もしい母だったので

 無理ない事と察していました。

 デイサービスに行き始めたばかりの頃、 母自身が

 「私は、頭のおかしゅうなったけん、行かんばとね。」て卑下

 (私は、頭がおかしくなったから、行かないといけないのね。)

 して言うので、「違うよ。いろいろと勉強しておいで。」と送り出してました。

 行きだしたら、いろんな事を毎日させてくれるので楽しくなったみたいで

 介護師の方々も皆優しくて若い方ばかりで気に入ってデイサービスの日を

 楽しみにするようになりました。

 最近は、やっぱり物忘れに拍車がかかり、本人は、毎日がさぞかし新鮮かも

 知れませんが、周りは同じ事ばかりを言い聞かせなくてはならず

疲れ気味です。

 さすがの主人も解ってるけれどつい3度目は怒鳴りたくなると言います。

 ばっちゃまも息子である主人には、言われたら言い返す、昔から強気な人

 だったので、2倍、3倍に言い返すのです。

 「言い返せるだけ、まだ、安心しとってよかさ。何も言わんごとなったら

 気持ち悪かよ。」って慰めたばかりです。

 (言い返してくるだけ、まだ、安心してていいよ。何もいわなくなったら

 気持ち悪いよ。)

 「そうねぇ。」と納得してました。毎日がドラマって知人が言ってました。

 もう一人の知人は「笑えるうちはいいのよねぇ。」って・・・・。

 笑ってお世話出来れば誰も悩まないのですが、本人だけは自分が忘れたのを

 指摘されても「そうねぇ、そうやったとねぇ。」と笑って終わり。

 食欲旺盛で身体元気だからストレスもなく、毎日ケロリ♪

「あんたが大将!!!」って笑って過ごさなくちゃ〜〜ネ(*^o^*)