笑えるうちが花♪

同居の義母は84歳になったばかりです。
認知症が発覚して8年目くらいになりますが、いたって身体は元気。
食欲旺盛で、絶対に食べ残しませんし
大皿でテーブルに出したら周りがハラハラしなくてはならないので、
一人前ずつ盛りますし鍋物は絶対に同席させられません。
息子が週末に遊びに来た時、ばあちゃんがいない時に鍋物したら、私をなじるので、一度、ばあちゃんも同席させておでんをした時の事です。
息子の顔がひきつり、青ざめ「鍋物ダメ！ばあちゃんいる時は！」とやっと解ってくれました。
一緒に暮らしていないと認知症は理解しがたいものです。
先日の法事が無事終ったので、翌朝、
「良かったね、昨日が無事終って。」とおばあちゃんに言ったら、
うんうんと笑うのでわざと「昨日、何やった？」と聞いたら、
「誕生日。」と言ってたくさんの人が見えたことも綺麗さっぱり忘れてて、あぜーん(・・;)となりました。
昨日は、貴方の旦那さんの33回忌とその母の25回忌だったでしょっと言っても本人はいたってケロッとして気にも留めず
「そうねぇ。」の一言。笑って終わりなのです。
もしかしたら、本人は、幸せなのかもしれないと・・・・・。
私達息子夫婦がそばにいて世話を出来る事に安心しているんだろうって思うことにしてます。
同居して27年が過ぎいろいろな事があったけれど尊敬する大事な旦那を産んでくれた人だから大事にして行きたいとあらためて思います。
本人が明るいのが救われます。
笑って過ごせるよう環境を作ってあげるのが、周りの者の使命なのかも・・・・・。(*^o^*)P