四人四様

昨日の法事に駆けつけてくれた息子達。
子供達が小さい頃は、早く大きくならないかなあ・・・・・と思い周りからは、「今が花よ〜!」なんて言われてましたが、今やっとあの頃が花だったと実感してます。
幼い頃は、一人病気すると次々に移り病院通いで大変でした。
長男(東京)は、両家にとって初孫で常に注目の的だったし、期待も大きく根が真面目だったし几帳面でホントお利口さんで大学入学まではそれなりに進み周りもすっかり安心していたら留年で裏表行くという信じられない結果になり卒業したものの教授の推薦の会社を蹴るなど・・・揚句は地元に帰ってきて4年近く就職浪人して自力で就職みつけ、ただ今頑張っています。
お利口さんだけから卒業したのも陰の部分があったからでしょう。
次男(大阪)は、生まれた時から繊細な神経の持ち主で周りがピリピリしてなくてはならないくらいでした。
高校入学までは良かったのですが、高1で流行の先端を行く不登校になり親子で苦しみ、転校したりして無事に卒業したものの不登校の原因が先生(体罰)にあったので、人間不信に陥りそこから立ち直るには、
ずいぶん時間がいりましたが、弟の進学等に刺激を受け発奮し、4年間希望の専門学校に入学し無事卒業したものの丁度就職氷河期とも重なり、こだわりの強い性格のためすんなり就職も決まらず、アルバイトをしながらの就活でやっと、今年2月から正社員として希望の職種に就き自信を取り戻しながら頑張っています。
三男(東京)は生まれた時から強く逞しく思った事は必ず実現させて今日にいたってますが、小2の5月の連休前の交通事故にはひやりとさせられました。なんとバスとぶつかりかすり傷ですんだもののショックのあまり名前も言えず名札で連絡があり病院から「お宅の息子さん交通事故にあいました。すぐ、来てください。」には、驚き腕1本なくなったんではと心配しながら駆けつけたらかすり傷だけだったのでホッとしました。
大学進学時は、スポーツ推薦で取りますと言う所を蹴り、自分の希望の大学を高校の先生の反対を押し切ってまで受験し合格したから良かったのですが、ハラハラし通しでした。自分で就職先もさっさと決め文武両道で頑張っているので大したものです。
四男(長崎)は、未熟児で産まれましたが、持って生まれたものでしょうね。周りからたくさん愛されスクスク育ち、兄達を見ていろいろと勉強もしたんでしょう。今や兄達を差し置いて結婚し頑張ってます。
「生命力」にも登場してます通り敗血症でも死ななかったし、障害も残らなかった強運の持ち主です。
ここまで来るにはたくさんの曲がりくねった道でしたが、人間真摯に生きていれば救われる事がよくよく解りました。
まだまだ、これからいろいろと試練はあると思いますが、今までの自分を振り返ってきっと強く生きて行ってくれると信じています。