法事に・・・・・・

今日は、義父の33回忌と、その母の25回忌を一緒にしました。
そうなのです。主人は本家の跡取りなのです。
義父が9人兄弟の長男で、義父の父が40代で亡くなったこともあり
弟、妹達の親代わりとなり、働き尽くめの人生だったのです。
私達が結婚する頃は、主人に仕事全般任して趣味の寒ランとか楽しみ
初孫である私達の長男を目に入れても痛くないと言うほど可愛がり
背広の上から孫を背負いどこにでも連れて行き微笑ましいじいちゃんでした。
私も大事にして貰い本当に優しい父でした。
55歳という若さで亡くなったので、主人には義父の分まで長生きして欲しいです。
25回忌のおばあちゃんもとっても優しく大らかで、いつも相談に乗ってもらい
昔の自分の事とか、私にだけはいろいろと話して聞かせてくれました。
亡くなる1ヶ月前、手遅れのすい臓ガンでしたが、食欲がないということを聞いてたので、
たくさん作ったおでんを小さい土鍋にもって行きました。
同居していた叔母さんが出かけていなかったので、食事がまだだったので超喜んでくれて、
「おいしか〜おいしか〜!」ってたくさん食べてくれて最後に
「あんたの事死んでも忘れん。」って言われた事が脳裏に焼き付いています。
食事らしい食事はそれが最後だったと聞かされ、もっともっと食べさせてあげたかったと思いました。
今日は、息子達も全員集合しご無沙汰している親戚も含めお二人を偲びました。
大変だけれど本家を継いで守って栄えるよう努力していきたいと心に留めました。